PROFILE
Wood Craft Suzumeya
東京から1995年に山形県酒田市にUターン、四季の移り変わりが肌に厳しく感じる酒田。それが、もう20年を過ぎようとしています。
東京では平面デザインの仕事をなりわいにしていた私が、3次元の立体物を自分の仕事にしようとしているなんて、想像もつきませんでした。
歳も歳なんだから好きな事してもいいじゃん。と自分に言い聞かせ、制作の毎日。学生時代、和骨董が好きになり、日本の和に興味があった私には、最上川の急流から日本海の荒波にもまれた流木の発見はとても斬新でした。それが今の作品につながっているのでしょうか?
彫刻の作品は、米ヒバと朴の木を削り、インク・墨汁・アクリルカラーを薄く塗り、最後の仕上げには蜜蝋ワックスで自然なツヤを出し、花台・花器は、流木をなるべく手を加えず、やはり最後は蜜蝋ワックス仕上げです。私の作った作品をお気に召したら幸いです。
砂に埋もれていた流木と言うより
砂に埋もれた八角臼。その一部を使って
花台にしてみました。
彫刻材を削ったアキアカネと
下の台座は、角が丸くなった流木です。